USED TOY STORY 仁ドグマ

初めまして。USEDホビー大好き、買い物中毒仁ドグマです。ミリタリー系、ガンダム系、鉄道模型、ミニカーを中心に仁ドグマのお買い物した品々(USED TOY)を紹介していきたいと思います。たまにプラモつくります。日々の写真日記です。インスタグラム(zin_doguma)も是非見てください。

タミヤ 1/35ミリタリーミニチュアシリーズ アメリカ中戦車 M3 リー 1/35 2000円

 アメリカ軍のM3リー戦車になります。タミヤの1/35のプラモデルです。リー戦車ってマジで格好悪いですね。数字を見て分かるとおり、M4の一つ前の形式になります。先の大戦ではアメリカ軍では実戦であまり使用されず、イギリス軍やオーストラリア軍、ソビエト軍などで使用されました。

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 車体に75mm砲、砲塔に37mm砲を装備。アメリカ軍でもトーチ作戦など、アフリカ戦線では使用されていたようですが、歴戦のドイツ軍に手も足も出ず、M4シャーマンが戦列化したため、第1線から引き揚げられました。

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 イギリス軍では砲塔を改良したタイプを「グラント」と呼んで使用しました。印象に残っているイギリスのM3は、何かの本で見たアフリカ戦線のM3グラント。ドイツ軍を欺くために、車体の周りにトラックを装ったかぶり物をつけ、近づいてきたドイツ軍をやっつける使用の写真でした。ダサくて、ズルくて、すごく印象に残っています。

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 ソビエト軍では、レンドリースされた車両が使用されましたが、戦車兵からは、車高が高く見つかりやすい、被弾すると燃えやすいところから「火の見櫓」、「3階建て」、「7人用共同墓地」など、ありがたくないあだ名がつけられました。

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 M4シャーマンと同じく、様々なエンジンが搭載されました。基本は飛行機用の空冷星形エンジン(なので車高が高い)でしたが、ディーゼルエンジンを2基積んだり、バス用ガソリンエンジンを5基結合して積んだりと、そのバリエーションも豊富。すごいですね。

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 75mm砲は、31口径のM2戦車砲ですが、後期型は、36口径のM3戦車砲にパワーアップしており、砲身が伸びていて、より異様に感じる使用になっています。(この戦車は31口径)

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 ニューギニアの戦いでは、オーストラリア軍のM3に日本軍は押されっぱなしでした。アフリカ戦線でも活躍したM3(グラントの方)でしたが、ニューギニアでも活躍できてよかったですね。