スカイネット パンツァーディビジョン 第8弾 M4シャーマン・ファイアフライ戦車 ポーランド第1師団 1/72 300円
みなさまこんばんは。ジャンクマン仁ドグマです。今晩ご紹介するのは、スカイネット社の「パンツァーディビジョン」シリーズの8作目、M4シャーマン・ファイアフライ戦車です。ポーランド第1師団所属のマーキング、完成品です。スケールは、1/72です。箱無し、現物のみで300円で購入しました。
シャーマンと言えば、仁ドグマは「ファイアフライ」ですね。「ファイアフライ」は実はアメリカの戦車ではありません。イギリスの戦車。イギリスがシャーマンを改造して開発しました。なにせウリは、長砲身の17ポンド(76.2mm)対戦車砲。口径は58.3口径もあります。長大な砲を無理矢理搭載したので、砲塔後部にはカウンターウエイトを配置。中には砲塔内に入りきれない無線機を装備。
装甲はシャーマンのままで、ソ連の戦車と戦ってきたドイツ軍にとっては組みしやすかったのかもしれませんが、何せ砲は強力。あのティーガー重戦車のエース、「ミハエル・ビットマン」のティーガーⅠ型を撃破したのも、何を隠そうこのファイアフライです。
最初アメリカは「今のシャーマンで十分」という認識でしたが、ノルマンディー以降、強力な対戦車能力を持つ車両が必要だと言うことになり、急遽イギリスに「うちにもまわしてちょうだい。」と2239両もの大量発注。ですが、イギリスも自前で使う分で精一杯。結局イタリア戦線のわずか一部隊に装備されたのみ。(しかも唯一装備した部隊も実戦参加はしていないんです)
車体に書かれている文字は、ソ連戦車がよく車体や砲塔に書いているスローガン的なものなのかな?主砲の先の方が迷彩されていますよね。これは、ファイアフライだと分かるとドイツ軍に真っ先に狙われるので、長砲身と分からないよう偽装するためのもの。
砲塔のアップ。砲の後座距離が大きく、装填手が砲の後ろに位置できないので、砲を90度回転させて装備。装填手は左側に。そのため砲塔上面左側にハッチが追加されました。
車体後部より。砲塔後部のカウンターウエイトを兼ねる装甲ボックスがファイアフライっぽいですね。
真後ろから。ぱっと見、普通のM4シャーマンと変わりませんね。(砲塔の装甲ボックスは目立ちますが・・・)
うーん、アメリカには「余分ないよー。」と言って渡さなかったのに、ポーランド軍には装備させている。うーん、なんでしょう?やはり国益?でもイギリスはアメリカの支援がなきゃヤバかったと思うんですが・・・。そもそもシャーマンだってアメリカの戦車だし。
この角度から見たファイアフライ、超格好いいですね。
ワールドタンクミュージアムのファイアフライとともに。「戦車、前進。」