カフェレオ ビッグバード vol.1 三菱 一式陸上攻撃機 24型丁 with 特別攻撃機 桜花 シークレット 600円
どうも、ジャンクマンの仁ドグマでございます。日曜の昼、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回ご紹介するのは、食玩の飛行機になります。カフェレオから発売されたビックバードの第1弾、一式陸上攻撃機です。ビックバードの第1弾は、一式陸上攻撃機とB24リベレーターでした。今回はその中でもシークレットの一式陸上攻撃機24型丁with特別攻撃機桜花をご紹介します。お値段は、発売当時に買ったので定価の600円です。今この値段で発売していたら、2個飛行隊くらい買っちゃいますね。
一式陸上攻撃機24型丁は、一式陸上攻撃機の後期型の主力である24型を桜花搭載ができるように改造した機体になります。桜花が牽引でき、飛行中に機体内から桜花へアクセスできるよう爆弾倉を改造しています。
マーキングは721空。司令は岡村大佐、もちろん桜花で特別攻撃を行う専門の部隊です。白の2本線は、その中の攻撃711飛行隊。野中五郎少佐率いる部隊です。
胴体下面に桜花を抱いていますね。桜花は火薬量1.2トンのロケット特攻機ですね。普段は800kg航空魚雷を抱いていますから、かなりの重量オーバーですね。しかも防弾強化なども行っているので、さらに飛行性能は低下しています。
垂直尾翼のマーキング。2本の白線が格好いいですね。
機首のアップ。電探を装備しています。機体下面は黒色に塗られています。見えますか?
22型から導入された胴体上方の20mm動力銃座。360度旋回射撃が可能。11型の7.7mmのブリスター銃座とはおもむきが違いますね。
尾部の20mm機銃の銃座も形状が変更されています。11型では射撃しづらいので、銃座先端のガラス部分を外した機体が多いのですが、このタイプになって射撃しやすくなったようです。
電探は八木アンテナ。日本の八木博士が開発した世界に冠たる発明品。ですが、残念ながらイギリスなどが先に八木博士の発明の素晴らしさに気づいてしまったのですね。
同会下面を機首方向から。桜花が牽吊されています。この桜花は、特攻専用のロケット特攻機。切り離されたらロケット推進と滑空で敵艦に体当たりします。パイロットは生きて帰ることはありません。
機体下面。胴体下部のみつや消し黒で塗装されています。それにしても桜花は大きいですね。そりゃ飛行性能低下しますよ。
機体下部の全容。日の丸は当然白ふちなし。プロペラは4枚です。
このシリーズの他の一式陸攻24型と明らかに違う爆弾倉。他の24型は爆弾倉に扉がついていますが、24丁型は扉がなく、このように桜花に機内からアクセスする通路と牽吊用の部品がついています。ちなみにタイヤはご覧いただけると分かりますが、接地している部分がへこんでいます。リアル仕様です。
このアクセス通路を通って桜花に乗り込んだが最後。二度と生きて戻れない。桜花に乗って散っていった英霊に合掌です。
桜花。ロケット特攻機と言っても航続距離はないに等しく、敵艦隊近くまで一式陸攻で牽吊しなければならないということで、鈍重な一式陸攻ではアメリカの護衛戦闘機をかいくぐって敵艦隊に到達するのは至難の業。最初の出撃で10分足らずで母機の一式陸攻ともども発進前に全機撃墜され、それ以降は数機での出撃を行いました。
それでも、アメリカ駆逐艦を1発で轟沈。当ったら1.2トン爆弾が自由落下ではなく、ロケットで加速して突っ込んで来るわけですから、大変な破壊力なわけですね。
機体上面より。2カ所の穴は一式陸攻とのドッキング用。本物にはありません。