大日本帝国海軍 軽巡洋艦(練習巡洋艦) 香取 1940年 300円
こんばんは。仁ドグマです。今晩ご紹介するのは、金属製スケールモデル、大日本帝国海軍軽巡洋艦香取です。軽巡と言っても、実は練習巡洋艦。海軍兵学校(士官学校)の生徒の遠洋航海用のフネですね。
練習巡洋艦なので、武装は貧弱です。仕方ないですね。14cm連装砲2門、12.7cm連装高角砲1門、53cm連装魚雷発射管2門、水上偵察機1機。
昭和15年、帝国海軍最後の遠洋航海をする練習艦隊として、同型艦鹿島と中国方面に遠洋航海を行いました。
横から。大東亜戦争では、第六艦隊(潜水艦部隊)の旗艦として、トラック泊地や、クェゼリン環礁などに在泊し、潜水艦を指揮しました。
1944年になり、海上護衛総司令部に編入されました。そして、内地に向かって出航した直後に悲劇が。
運悪く、アメリカ軍のトラック空襲に遭遇。アメリカ機動部隊の艦載機にすこぼこにされ、さらにアイオワ級戦艦二隻を含む水上艦隊に見つかり、ジエンド。
香取型は、鹿島、香椎と、全部神社の名前です。なんだか縁起がいいですね。沈めたら罰が当たりそう。ちなみに香取、香椎は戦没してしまい、鹿島のみ終戦時残存していました。鹿島は復員輸送にも活躍しています。