USED TOY STORY 仁ドグマ

初めまして。USEDホビー大好き、買い物中毒仁ドグマです。ミリタリー系、ガンダム系、鉄道模型、ミニカーを中心に仁ドグマのお買い物した品々(USED TOY)を紹介していきたいと思います。たまにプラモつくります。日々の写真日記です。インスタグラム(zin_doguma)も是非見てください。

タミヤ 1/48ミリタリーミニチュアシリーズ ドイツ中戦車 4号戦車 J型 1/48 1000円

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 「ジャンク・クラーッシュ!」の仁ドグマです。今回はタミヤミリタリーミニチュアシリーズ、1/48のドイツⅣ号中戦車J型、プラモデルです。やっぱりAFVのプラモはいいですねー。艦船プラモ、飛行機プラモ、ガンプラ、どれも飾る場所を考えるのですが、AFVはどこでもディスプレイできますよね。仁ドグマはマイデスクの机上に数台飾ってます。仕事や作業、ゲームなどに飽きると、プラモを手に取り机上で砲塔を旋回させたり、机上にパンツァーカイル隊形や一列縦隊に展開させたりして、悦に入っております。ほとんどのAFVプラモは普段はケース保管で、たまに机上に出すAFVプラモを入れ換えて楽しんでいます。今は1/76のチハたんチハたん改、一式砲戦車をディスプレイしております。

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  Ⅳ号戦車J型は、Ⅳ号戦車の最終生産型ですね。戦時簡易量産タイプになります。それまでのⅣ号H型とどこが違うかと言いますと、いろいろありますが一番の違いは砲塔旋回用の補助エンジンを撤去し、その場所に燃料タンクを増設、航続距離を伸ばしたことですね。ということで砲塔の旋回は手動でございます。まぁ、我らがチハたんは初期型からチハたん改まで、すべて最初から最後まで手動旋回でございますが。

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  長砲身のⅣ号戦車はかっちょええですよね。F2型、G型、H型、そしてこのJ型になります。だんだん進化を続けてきた4号戦車もこの最終型のJ型で進化と言えるのは、車体上面の装甲が強化されたことぐらいですかね?これも戦争末期の制空権のない戦場を具現化した改良。後はほとんど劣化(退化?)してますね。ツェメリット・コーティングもJ型後期型から廃止されています。さらに、J型後期型は、マフラーの消音器も廃止、形も単純な筒型に。これではヤ●キーが大好きな直管マフラーですね。シュルツェンも鋼板製から金網製になりました。正直、私はⅣ号戦車J型に乗るなら、H型に乗りたいですね。

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  文字通りドイツ第三帝国最後の日まで老体にむち打って活躍しました。本当はパンターにすべて更新するはずだったのが、結局終戦までできませんでした。戦車連隊が持っている戦車大隊2つのうち、第1大隊はパンター、第2大隊はⅣ号戦車という編成でした。

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 後ろから。マフラーは消音器がついたタイプ。後期の生産タイプではないですね。Ⅳ号戦車と言えば、小林源文先生の「黒騎士物語」ですね。愛読書でした。「俺のけ●をなめろ!」をはじめ、「教育してやる!」、「魔女のばあさんの呪いか!」など多くの名言はいまだに仁ドグマのお気に入りです。当時サバイバルゲームで仲間と「源文語」と称して使っていたのも懐かしい思い出です。小林源文先生の劇画はどれも大好きです。もちろん上田信先生のも大好きですよ。

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 ムカデのようにたくさんある転輪。古めかしいですね。もちろん、イギリス戦車(特にチャーチル歩兵戦車)ほどではありませんが。Ⅲ号戦車と違い、技術的冒険をせず、余裕を持って設計したことが、息の長い活躍ができたバックボーンですね。

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 Ⅳ号戦車長砲身タイプは、この角度からが格好いいですね。「昼飯の角度」ですね。

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 砲は上下可動します。仰角をかけるとこんな感じです。よく博物館で飾ってある戦車って無駄に砲に仰角かけてますよね。そんな気しません?

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 最大仰角。なんだかパレードで更新する中●軍や北●鮮軍の戦車のような感じですね。

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 昼飯の角度に砲塔を旋回、「情け無用ファイアー!」

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 そういや、昔見たⅣ号戦車の写真集に、「イスラエル軍に破壊されたシリア軍のⅣ号戦車」というのがありました。どうやら中東戦争らしかったです。えっ?Ⅳ号戦車って敗戦国ドイツの戦車でしょ?アメリカやイギリス、ソ連の戦車なら分かりますよ。戦争に勝ったし、武器も余るし。でもドイツの戦車がなぜ中東に・・。答えは、フランスなどがジャンクヤードにあった中古のⅣ号戦車を売ったんですね。なるほど。フランス国内には破壊されたドイツの戦車は腐るほどあったはず。これもリサイクル?リユース?なんにせよ有効利用なんですね。

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 写真の撃破されたその戦車のキューポラに、ソ連製の大きな機関砲がついていたのを今でも思い出します。シリア軍がカスタムしたのでしょうか?

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 後々ご紹介するⅢ号戦車L型と。Ⅲ号戦車もⅣ号戦車も、自走砲突撃砲など、多くのAFVのベースになりましたよね。車体から開発するより、その方が短期間で経済的につくれるですね。さすがドイツは合理的。我らが大日本帝国もそのへんのことよく考えて兵器の開発行政を行ってほしかったですね。